Deportare Trip vol.1
琵琶湖を望む近江の「蔵サウナ」で潤う~
Deportare Trip vol.1
空前のサウナブームに乗って、日本各地で次々と個性豊かなサウナが新設されています。男性中心だったサウナ文化も近年、様変わり。老若男女、幅広い層のサウナ愛好家が急増しています。サウナの聖地「サウナしきじ」(静岡県)の娘の笹野美紀恵が、数々のサウナや温浴施設をプロデュースしてきた経験と、女性の視点で選りすぐりのサウナをご紹介します。
「Drportare Trip~旅で潤う」 連載第1回目は、琵琶湖を望む近江八幡市の料理旅館「旅籠 八…」に今夏、新設された【醸し風呂】。古い梁や土壁を残す蔵の中に造られました。
まるで古代にタイプスリップしたよう……。
旅籠 八(わかつ)
tel.0748-36-2745
滋賀県近江八幡市玉屋町6
1829年に畳屋として建築された商家をリノベーションした全二室の料理旅館。
宿が建つ八幡堀は旧家の屋敷や白壁の蔵が残る観光名所。堀沿いを散策、水路めぐりを楽しみながら、のんびりと滞在できる宿になっている。
蔵の中に作られたサウナ「醸し風呂」は完全予約制で、日中1組、夜は宿泊客1組の1日2組の完全貸し切り。
料金は、一般のサウナ利用は、1名様1万円(4名様まで利用)のほか、宿泊プラン(夕朝食付き9万円〜)にサウナ利用(2万円)を付けたリトリートプランが計11万円〜。
客室は、鞍馬石の岩風呂を配した「石の間」と、数寄屋の造りの一棟貸しの離れ「木の間」、といずれも個性的な空間。
食事処では、近江牛や琵琶湖で獲れる湖魚、無農薬栽培の地野菜など滋賀県産の食材を使ったこだわりの料理がいただける。
公式サイトURL: https://wakatsu.jp/