とろり なめらか名湯ぞろい 開湯610年の山口最古の温泉郷
サウナの聖地「サウナしきじ」(静岡県)の娘である笹野美紀恵が、数々のサウナや温浴施設をプロデュースしてきた経験と、女性の視点で選りすぐりのスポットを紹介します。
本州の最西端、山口県北部の山間にある長門湯本温泉は、610年の歴史を持つ県内最古の温泉郷。町を流れる音信川(おとずれがわ)を中心に広がる風情のある温泉街には、神授の湯として伝わる立ち寄り湯「恩湯(おんとう)」や無料の足湯があり、とろりと滑(なめ)らかな県内屈指の名湯に親しむことができます。

今回訪れたのは、そんな古きよき湯治場で、140年以上続く老舗旅館『大谷山荘』。総部屋数98室を有するこちらで、露天風呂を備えた21室の客室は全て源泉かけ流し。


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